ブラジル大統領選ー日本とこんなに違う!

更新日:11月23日

Oi gente!! Tudo bem?

今週のブログは「ブラジルの結婚式」を予定していましたが、つい先日「ブラジル大統領選挙」があったので、内容を変更をさせていただきました。「ブラジルの結婚式」は次回に延期させていただきます🥺

ブラジルでは、日本と異なり投票は義務になります。18歳(成人年齢)になると、「必ず」選挙投票に行かなければなりません。また、16~17歳は義務ではありませんが、投票権を選択することが出来ます。


日本の23倍の広さがあるブラジル。ブラジル国内には、読み書きが出来ない人たちが、未だに全国民の6,8%もいます。そのような方々にも、もちろん選挙権があります。


ブラジル大統領の任期は4年。来年、任期満了になるため、今年の10月2日に大統領選挙が行なわれました。先ほども書きましたが、ブラジルでは、選挙は国民の義務(Dever(義務) do cidadão(国民の))ですが、大統領選挙に限っては、ブラジル国外に住んでいるブラジル人も、在外公館にて投票しなければなりません。

悪天候が苦手なブラジル人たちは、雨だから・・強風だから・・・と言って約束をドタキャンする人が多いのですが、選挙の日は「必ず」行きます。もちろん、何らかの理由により投票に行けない人は、事前に欠席手続きをすることもできるのですが、行かないと、それが履歴に残り、パスポートの更新ができなくなる、マイナンバーカードに類する個人カードが取得できなくなる、公務員試験を受けることができなくなる、特定の銀行からお金を借りれなくなるなど、社会生活において様々な影響が出るため、基本的に皆投票に行きます。


また、仮に欠席手続きなしで無投票となった場合には、罰金を支払うことになります。罰金は100円ぐらいなので、大した額ではないのですが、やはり社会生活への影響が非常に大きいので、雨にも負けず、風にも負けず、皆投票場へ向かいます。


このような背景もあり、ブラジル人の多くは、一票の重さを強く感じています。投票は当たり前だと思って来日した私が、選挙関連のニュースで投票率が低い(30%とか・・・・)ということが流れた時は、正直大変ショックでした・・・・・。


また、投票へ向かう人たちは、国を愛する表現の一つとして、ブラジルのTシャツを着て行ったり、ブラジルカラーのお洋服を着て行ったりします。国の舵取りを任せる人ですからね、気合が入ります!!

サッカーだけではなく、政治でも熱くなるブラジル人。時には、自分が応援している政治家のことで口論することもあります😅。友情関係も政治に対する意見の食い違いで壊れることもあるので、ブラジル人と政治の話をする際は、くれぐれもご注意ください!


ブラジルでは、日本とは違って、選挙券は送られてきません。選挙権を有する方々は、選挙カードというものを保持してます。これは、16歳になった時に全員が申し込むもので、それ以降、このカードをずっと使い続けることになります。日本のように、毎回選挙券を送ると、行政コストもかかりますからね。効率的といえば効率的かもしれないですね。

投票のときは、この投票カードと写真付きの身分証明書を持参しなければなりません。日本で選挙するときは、郵送される選挙券を持参すれば、身分証明書の提示なしで投票ができるわけですが、この点も大きな違いですね。


今年は「e-titular」というスマホのアプルができて、そこに自分の個人情報を入れると、どこで投票するかもわかるようになっています。ブラジルでは、デジタル化がどんどん進んでいます。一方、デジタル化は進んではいますが、やはり不正防止のため、写真付きの身分証明書は持参しなければなりません。



投票は日本のように手書きで実施するのではなく、機械で行なわれます。候補者の名ではなく、番号を押すのみ。この機械式投票に関しては、賛否論評があり、現在のボルソナロ大統領は、不正が行われやすいのではないかという意見で、あまり賛成ではないようです。ボルソナロ大統領は保守系の方なので、新しいことに対して懐疑的なのかもしれないですね。


今回の選挙で注目浴びているのは、この現職大統領の右派 ボルソナロと、元大統領である左派 ルーラの戦いです。


現在、中南米では次々に左派政権が樹立されているのですが、先日の投票でも左派のルーラ元大統領がトップ得票となりました。


10月2日の大統領選挙の結果は ルーラ   48,12% ボルソナロ 43.47%


ただし、トップのルーラでも、得票数が過半数に届かなかったため、2022年10月30日に、決選投票が行われることとなります。

しかし、どっちもどっち・・・・・という意見が、国民の間には多いようです。


ちなみに、日本国内の投票では、ボルソナロ現大統領が圧勝しました。オーストラリア、中国、韓国では、ルーラ元大統領が圧勝しています。なぜこのような違いが出るのかは、大変興味深いですね・・・。


一方ブラジル国内では、先程の得票率が示すように、ブラジルを真二つに分けたような結果になりました。ブラジル南部ではボルソナロ候補者、北部ではルーラ候補者が優位に立っているという報道です。


ブラジルの北部は貧しい地域が多く、読み書きも出来ない人も未だ多いのが現状です。この地域では、貧しい家庭で育ったルーラ候補者が勝利しました。一方で、ブラジルの南部は政治、経済の中心であり、裕福な家庭も多いのですが、そこではボルソナル候補者が勝利しています。ルーラ元大統領は、貧困層から絶大な人気を誇る、ということはこれまでも何度も報道されていますが、その通りの結果になってますね。


中南米で左派政権が次々に樹立している背景には、「既存政治に対する人々の不満が募っていたところに、新型コロナが招いた格差拡大が追い討ちをかけた」と指摘する論評が、中南米の新聞では見受けられます。果たして、ブラジルの大統領戦の結果はどうなるか、今後の動き、10月末の選挙結果に注目ですね!


ここで選挙に関わる幾つかの単語を紹介します

・候補者 candidato

・選挙 eleição

・大統領 presidente

・元大統領 ex-presidente

・投票する votar ・投票 votação

・ボルソナロ大統領 presidente Bolsonaro

・元大統領ルーラ Ex-presidente Lula





この動画で、先ほど解説したポルトガル語が使われてますので、ぜひ聞き取りにチャレンジしてみてください。また動画には、電線が出ている白いボックスが映っていますが、これが機械式の投票BOXになります。


次回のブログは「ブラジルの結婚式」です💏 今度こそ!!このテーマにしますね💕 ブラジルの結婚式と日本の結婚式の違いについて解説します🤔🤔。お楽しみに!!




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