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Oi gente! Tudo bem?
もう２月ですね。先日年が明けたと思ったら・・・・。時の経つのは本当に早い・・・・そんな中、まずはお知らせです！ 少しお時間を下さい🙇♀️。
H＆Aポルトガル語教室では、この度「ポルトガル語オンライングループレッスン」という新しいサービスを開始しました。これまで投稿してきたブラジル関連ブログをテーマに、ポルトガル語で意見交換をするオンライングループレッスンとなっています。
ポルトガル語学習者の方同士で、ポルトガル語をアウトプットし、さらにブラッシュアップしていく場として、ご活用いただけると思います。有料サービスですが、しばらくはサービス向上のため、無料で開催し、皆様からグループレッスン運営のご意見をいただきながら、サービスの充実を目指していきたいと思っています。ご興味がある方は、下のボタンから是非一度オンライングループレッスンの概要をご確認ください。
では本題に入りますね。
先日、ブラジルの大学受験生との交流があったのですが、交流することで、自分の若かりし日のことを思い出したり、ブラジルの教育をめぐる厳しい状況などについて考えさせられました。
私が学生だった頃の目標は医学部。高校2年生の時に、医者になりたいという思いが強くなり、必死に受験勉強に取り組む日々を過ごしていました。日本でも医学部入学は大変難しい状況ですが、それはブラジルでも同じで、私も必死になって勉強していました。今は、さらに難しくなっているようですが💦
学生時代は、塾に行かさせてもらったり、学校の先生も放課後にもかかわらず、私の質問に丁寧に答えてくださるなど、両親や先生に支えられながら、目標に向かって必死に勉強する、という日々を過ごしていました。あの当時は、自分のことで精一杯で、周りがよく見えていませんでしたが、今思えば、支えてくださった方々に本当に感謝です。
また、当時は私立ではなく国公立の医学を目指していました。日本も私立の医学部は授業料がとても高いと感じますが、それはブラジルも同じだったので、親に迷惑がかからないように、授業料が無料の国公立医学部を目指ていました。そうなんです。ブラジルの国公立大学は、無料なんです。
でも残念ながら、医学部は不合格となり、結局、滑り止めで受けていた歯学部に進学することになったのですが、当時は悔しい気持ち、医学部を諦められない気持ちが強く、大学（歯学部）を卒業後も、どこかでずっと引っ掛かりがあったのですが、歯学部に進んだことで、運命の人に出会うことができるなど、私の人生にとっては、かけがえのないものを与えてくれた道だったので、今は全く後悔していません。
日本で歯科医師を目指した時期もありましたが、結婚、出産などを経験する中で挫折・・・・・。でも今はポルトガル語の教育や、ブラジル赴任者へのサポートなどを通して、様々な方とお知り合いになり、また皆さんの成長をお手伝いする機会に携われることで充実した日々を送ることができています。人生って、本当にわからないものですね。今となっては、人生の不思議な流れに感謝です。
私の場合は、ブラジルという異国の地で苦労しながらも、懸命に育ててくれた両親のおかげで大学まで行かせてもらえましたが、ブラジルでは多くの学生が「お金がないから私立の高校には行けない」や「兄弟が多いから働かないといけない」などといった、経済的に厳しい現実と向き合っています。
そんな中、ブラジル政府も様々な対策を取っています。2024年の4月からは「Pé de meia」という新たな政府プログラムが導入されます。貧困家庭への経済的支援を提供する社会福祉プログラムで、貧困層の生計向上と子供たちの教育機会の増進を目的としています。
このプログラムでは、高校に通う学生に対して経済的なサポートを提供する予定です。様々な条件があるのですが、学生が勉強をがんばって進級すればボーナスとして追加で毎年1,000レアルが支給されるようになっています。ただし、追加分は学生期間中は手をつけることができず、卒業時に引き出す、というルールになっていて、高校を卒業する段階で最大9,200レアルの支援が受けられる仕組みになっています。これだと、途中で無駄遣いをすることなく、卒業後の進路を広げられるので、若い方々にとっては、とても良い仕組みだと思います。手元にお金があると、ついつい使ってしまいますものね😅。ただブラジルのルールはちょこちょこ変わるので上記の内容は今の段階です。
このプログラムにより、教育にアクセスができるようになり、結果として受給者の生計向上が図られ、貧困者の削減、格差の減少に向け、その効果も徐々に上がっていくだろうと伺っています。ただし、世界的に富の集中と格差の拡大が問題視されている中で、ブラジルでも教育制度だけでは埋まらない格差もまだまだあるので、この制度のみで一気に解決とまでは行かないようです。
このように、ブラジルの若者たちが抱える教育への挑戦には、未だ解決されていない部分もありますが、新たな支援策や教育改革の動きが、彼らにより多くの機会と希望をもたらすことを強く願っています。
どの国にとっても、子供は未来の宝であり、教育はその未来を保証する要です。今後も、ブラジルの若者が好きなだけ勉強できる、将来の夢に向けて前へ進める環境づくりがなされることを強く期待しています。そして、教育が社会の発展に不可欠な役割を果たす中、未来のリーダーたちの多様性を尊重し、平等な機会を与え続けることを願っています。
最後に、H＆Aポルトガル語教室のご案内です。
H＆Aポルトガル語教室では、言語だけではなく、日本とブラジルの文化や習慣の違い、コニュニケーションの仕方の違いなどに注意しながら、確実なレベルアップを目指す効率的なレッスンを進めています。ご興味のある方は是非下👇の動画（26秒）をご覧の上、無料体験レッスンをお申し込み下さい。
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