語学学習は認知症予防に効果がある?脳への影響とコミュニケーションの重要性|H&Aポルトガル語教室
- atsukohoshi
- 3 分前
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Oi gente! Tudo bem? こんにちは!
日本ブラジル中央協会理事・ブラジル歯科医師・H&Aコンサルティング代表 兼 ポルトガル語講師の星淳子ナターリアです。
ブラジルサントスで生まれ育ったブラジル日系2世で、現在は日本で暮らしており、日頃からブラジルの文化やビジネス、人との関わり方について発信しています。
「最近、物忘れが気になるなあ…」そんな不安を感じることはありませんか?年齢を重ねると、誰でも少しずつ記憶力や集中力の低下を感じるものです。だからこそ、「何か脳に良いことを始めたい」と思う方も多いでしょう。
実は、語学学習が脳に良い影響を与え、認知機能の維持に役立つ可能性があると言われています。もちろん、断定はできませんが、希望を持って取り組める活動の一つとして注目されています。

なぜ語学学習が脳に良いのか
語学学習が脳に良いとされる理由は、主に次の3つのポイントに集約されます。
1. 記憶と理解を同時に使う
新しい言葉を覚えるとき、単語だけでなく文脈も理解しなければなりません。これは単なる暗記ではなく、記憶と理解を同時に使う複雑な作業です。
例えば、ポルトガル語で「ありがとう」は「Obrigado(男性の場合)」や「Obrigada(女性の場合)」と表現します。単語の意味だけでなく、性別によって変わるルールも覚える必要があります。こうした作業は脳の記憶力を刺激し、活性化させます。
2. 異なる言語の切り替え
語学学習では、母国語と学んでいる言語を切り替える場面が多くあります。この切り替えは注意力や実行機能を鍛えることにつながります。
例えば、ブラジルの文化や日常会話を学びながら、頭の中で日本語とポルトガル語を行き来することで、脳の柔軟性が高まります。これは認知症予防に役立つと考えられています。
3. 人との会話による社会的刺激
語学は単なる言葉の学習ではなく、人と話すことで成り立ちます。会話は社会的な刺激となり、脳の活性化に大きく貢献します。
ここで大切なのは、実際のコミュニケーションは「言葉だけ」でできているわけではないということです。
表情、声のトーン、間の取り方、視線、距離感など、いわゆる「非言語の要素」が非常に大きな割合を占めています。
例えば同じ「Obrigado」でも、
・笑顔で言うのか
・少し距離を取って言うのか
・声のトーンが柔らかいのか
によって、相手に伝わる印象は大きく変わります。こうしたやり取りは、単語を覚えるだけでは身につきません。実際に人と関わる中で、少しずつ体感していくものです。だからこそ、語学学習は「人と話すこと」そのものに意味があるのです。
4. 舌と口を動かす『脳のスポーツ』
意外に知られていないのが、「発音」による脳への刺激です。
日本語とポルトガル語では、使う口の筋肉や舌の動きが全く異なります。例えば、ポルトガル語特有の鼻母音(アン、オンといった響き)や、巻き舌、唇を強く弾く音などは、普段の日本語生活では使わない筋肉をフル活用します。
脳の「運動野」という部分では、手先と同じくらい、「口元・舌」を司る面積が広く取られています。 つまり、慣れないポルトガル語の音を一生懸命作ろうと舌を動かすことは、脳をダイナミックにマッサージしているようなもの。まさに「お口のスポーツ」なのです。
歯科医の立場から見ても、口の周りの筋肉(口輪筋など)や舌をしっかり動かすことは、脳への血流を促すだけでなく、表情を豊かにし、嚥下(飲み込み)機能の維持にもつながります。ポルトガル語のパワフルな発音は、アンチエイジングにもぴったりなんですよ!
他の脳トレとの違い
脳トレにはパズルや計算ゲームなどさまざまな種類がありますが、語学学習はそれらとどう違うのでしょうか?
パズルは単一の作業に集中しますが、語学は実生活に直結しています。言葉を覚えるだけでなく、感情や人間関係も絡む「意味のある活動」だからこそ、脳に与える刺激が違います。
例えば、パズルは一人で黙々と行うことが多いですが、語学は会話や文化交流を通じて人と関わることが多いです。この「意味のある活動」が脳の健康に良い影響を与えると考えられています。

言葉は文化とセット
語学学習は単なる言葉の習得ではありません。言葉は文化と切り離せないものです。文化を学び、人と関わることで、脳がより活性化します。
例えば、ブラジルの音楽や食文化、日常の挨拶や習慣を知ることで、言葉の意味が深まります。こうした文化体験は、他の語学記事ではあまり触れられない部分かもしれません。
H&Aコンサルティングは、ポルトガル語やブラジル文化の専門知識を活かし、日本とブラジルの架け橋となることを目指しています。文化を通じて言葉を学ぶことは、脳の刺激だけでなく、心の豊かさにもつながります。
実際にどう始めるか
語学学習は難しく考えず、まずは小さな一歩から始めましょう。1日10分でも十分です。
声に出して単語やフレーズを繰り返す
簡単な会話を取り入れる
好きなブラジルの音楽や映画を楽しむ
恥ずかしがらずに、大げさに口を動かしてみましょう。日本語にはない「舌の動き」に挑戦することが、脳の運動機能を若々しく保つ秘訣です。そして続けることが大切なので、楽しみながら取り組んでくださいね。
H&Aポルトガル語教室のご紹介
H&Aポルトガル語教室では、単なる語学の習得だけでなく、「人と関わる中で自然に言葉を使う」ことを大切にしています。
最近はAIを使った学習も便利になりましたが、実際のコミュニケーションで重要なのは、言葉そのもの以上に、表情や声のトーン、間の取り方といった「非言語の部分」です。
これらはAIとの会話のみでは完全に再現することが難しく、人と人が向き合う中でこそ身についていきます。
語学学習は机の上だけで完結するものではありません。会話や文化を通じて、脳と感覚の両方を動かす体験です。
詳しくはH&Aポルトガル語教室の公式サイトをご覧ください。
また、H&Aコンサルティングではブラジル赴任者向けセミナーも行っています。
まとめ
特別なことをしなくても大丈夫。大切なのは楽しみながら続けることです。
語学学習は、認知症予防の一つの選択肢として、脳に良い刺激を与えてくれます。文化や人との関わりを通じて、毎日の生活に彩りを加えましょう。
まずは小さな一歩から始めてみませんか?あなたの新しい挑戦を応援しています!
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