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ブラジル人の名前:不思議な名前の由来

Oi gente!!!! Tudo bem?


今回は、2023年2月にアップした「ブラジル人の名前・・何でこんなに長いの?」に続き、再度名前について書いてみたいと思います!


前回のブログで書いたとおり、ブラジルではミドルネームがよく使われています。私のミドルネームは、「Natalia」なのですが、この名前の由来をご存じですか?


Natalia」というのは、実はラテン語の「Natalis」から派生した名前なんですよ。意味としては、「誕生」または「生まれた」という意味なので、「Natalia」は「誕生した人」や「生まれた人」といった意味を持つ名前となります。


でも、誰でも赤ちゃんとして誕生するわけですから、なんだか変な感じがしませんか?


実は、この名前はキリスト教の文脈において、キリスト教の最も重要なイベントの一つである「クリスマス」(Christmas)と関連づけられているんです。このクリスマスが、キリストの誕生を祝う宗教的なお祭りなので、「誕生」または「生まれた」という意味になって、そんでもって12月に祝われるため、12月に誕生した子供に付けられることが多い・・・・・そうなんです、私の誕生月は12月! 


よって「Natalia」なんですよ。


ちなみに、私のミドルネームを考えて下さったのは、私の両親ではなく、ブラジル人の名付け親でした。私の両親は日本人だったので、ミドルネームを考えるのがちょっと難しかったんですね。


このように、ブラジルでは、宗教的・文化的な背景をもつ名前が非常に多いのですが、ブラジルでよく使われる名前の由来を見てみると、その多様性に驚かされます。ブラジルでよく使われる名前とその由来について整理してみると、次のようになります。


男性の名前:

  1. ジョゼ(José): 「ジョゼ」はスペイン語やポルトガル語圏で一般的な名前で、ヘブライ語の「יוֹסֵף」(Yosef)に由来しています。この名前は「神が増やす」「神の助け」等の意味になっています。

  2. ジョアン(João): 「ジョアン」はポルトガル語の「ジョアンネス」(Joannes)に由来していて、ギリシャ語の「Ἰωάννης」(Ioannes)から派生しています。この名前は「神の恵み」や「神の恩恵」を意味していします。

  3. カルロス(Carlos): 「カルロス」はスペイン語とポルトガル語圏で使われる名前で、ゲルマン語の「Karl」に由来しています。この名前は「自由人」や「男性的な人」を指しています。

  4. アントニオ(Antônio): 「アントニオ」はラテン語の「Antonius」に由来し、「価値のある」「高貴な」などの意味を持っています。

  5. パウロ(Paulo): 「パウロ」はラテン語の「Paulus」に由来しており、「小さい」や「謙虚な」などの意味です。

女性の名前:

  1. マリア(Maria): 「マリア」はキリスト教の聖母マリアに由来する名前で、多くのキリスト教徒にとって非常に重みのある名前です。名前の意味は「海」や「悲しみ」など複数あります。

  2. アナ(Ana): 「アナ」はヘブライ語の「Hannah」に由来し、「恵み」や「神の恩恵」などの意味を持つ名前です。

  3. ジュリア(Júlia): 「ジュリア」は古代ローマのファミリーネームであった「Julius」に由来していて、「若い」や「生き生きとした」などの意味を持っています。

  4. クラウディア(Cláudia): 「クラウディア」は、古代ローマのクラウディウス氏族という高貴な家系の一員として名付けられることが多かったもので、高貴さや優雅さを象徴する名前と考えられています。

  5. イザベル(Isabel): 「イザベル」はヘブライ語の「Elisheva」から派生しており、「神の誓い」などの意味を持っています。

ブラジルは多民族国家であり、多くの国の宗教的・文化的な影響をうけている国ですが、名前を見ても、いろいろな言語を語源としていることがわかり、本当に興味深いですよね。


ちなみに、上で整理した名前は、ブラジルでは伝統的に使われる名前で、非常に親しみのある名前なのですが、最近では、従来はあまり聞かなかった名前も耳にするようになっています。


例えば、Webサイト「Nomes de bebês: os 200 mais usados no 1º semestre de 2023:赤ちゃんの名前:2023年上半期で最もよく使われる200の名前」で確認してみると、私が子供のころにはあまり聞いたことがない名前、例えば男の子であれば、3位:ガエル(Gael)、7位:ラビ(Ravi)、10位:テーウ(Théo)など。女の子であれば、7位:リズ(Liz)、9位:アントネラ(Antonella)、87位:ゾエ(Zoe)などが上位にリストアップされています。


 でも、それぞれの名前を調べてみると、次の通り、やはり多民族国家としての宗教・文化的背景があることは興味深いですよね。

  1. ガエル(Gael): 「ガエル」は主にケルト語圏に起源を持つ名前で、ケルト語の「Gallus」から派生しています。この名前は「外国人」や「異国の人」といった意味を持っていて、一般的に「勇敢な外国人」といった肯定的な意味を持っています。

  2. ラビ(Ravi): 「ラビ」はサンスクリット語に起源を持つ名前で、サンスクリットの「रवि」(Ravi)から派生している名前です。この名前は「太陽」を意味していて、太陽の輝きや光を象徴し、明るさや活力、そして明るい未来を象徴するものとして名づけられています。

  3. テオ(Théo):ギリシャ語で「至高の神」や「全能」を意味する強力な意味を持つテオは、生まれながらのリーダー、そして外向的で楽観的な意味合いを持っています。

女性の名前:

  1. リズ(Liz): 「リズ」は通常、「エリザベス(Elizabeth)」の短縮形として使用されている名前で、ヘブライ語の「Elisheba」に由来し、「神は誓う」や「神の誓い」といった意味を持っています。

  2. アントネラ(Antonella): 「アントネラ」は前述した「アントニオ(Antonio)」という名前の女性形で、ラテン語の「Antonius」に由来しています。「価値がある」や「高貴な」といった意味があります。

  3. ゾエ(Zoe):「ゾエ」はギリシャ語の「Ζωή」(Zoe)から派生した名前で、「生命」や「命」を意味します。「生命の喜び」といった肯定的な意味合いを持っていて、生命や希望の象徴として使われています。


このように、ブラジル人の名前の由来は様々ですが、ブラジル人の友人と、その方の名前の由来について話し合ってみると、またポルトガル語の会話が弾むかもしれませんね。


更にポルトガル語を磨きたい!という方は、是非下👇の動画(57秒)をご覧ください。生徒様の中には、ポルトガル語の名前を付けてほしい、とおっしゃる方もいます。名づけた名前を使って、楽しくレッスンをしています!

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